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むかしむかし|みんなのブログ
むかしむかし
13/04/05 07:12
ずいぶん前のことです。
友達が恋人の誕プレを買いたいと言ったので、メンズ向けのショップに行きました。
女ふたりではよくわからず、2人いたスタッフさんのうちの1人に試着してもらうことに。
そのスタッフさんが…何か、不自然な感じ。
買い物するのは友達なのに、あたしばっかり見てて…でも、ナンパに持ち込むって気配でも無い。
(んん…?何だろ?この違和感…)(あたし、何か変なモノでもくっついてる?)
ちょっと変わった雰囲気のスタッフさんでした。一重で切れ長のまぶた。厚くてワイルドな印象のくちびる。アパレル系なのに、垢抜けない髪型。だけど、両手の爪は短く切り詰められていて、手指と共に丁寧な手入れがされています。
(ま、軽々しい雰囲気の人でもないし、やっぱりあたし、何か変なモノがついてるんだわ!)
そうこうしてるうちに、友達がお気に入りの一枚を決めて、レジ向かった時。残されたあたしの前で、スタッフさんが、試着してた服を脱ぎ始め…彼の裸体が一瞬、あらわになりました。
そこには、他の人の手で刻まれたであろう、無数の疵が遺されていて。さらに、その上から真新しい生傷が、幾つも刻まれていたのでした。
(え???もしかして、このひと…苦痛系のMさん…だったりする?)
驚いたあたしと、明らかに確信犯らしい彼の目が、ゆっくりと合いました。
「おまけに1品つけますので、ぜひ、お客さまにお似合いの商品を見立てさせてください」
黒い革のチョーカーが、運ばれました。
自分で着けようとしたあたしの手は押しとどめられ、彼の手が頚にまわされます。男性とは思えないほどの繊細な手つき…目が眩みそう。
「こうすると…ほら、いい感じでしょ?」着ていた白いシャツのボタンを3つ外されたあたしに、確かにそのチョーカーは、ぴったりで、戻ってきた友達も絶賛してくれましたが。
つけたまま、チョーカーのタグを彼の手で外されるあいだじゅう…そっと髪の毛を嗅がれる気配に、あたしは、膝の震えを気取られないようにするのがやっとでした。
蛇のみちはヘビっていうように、SM的な嗜好がある人の視線は、それとなく感じることがあります。
ただ、リアルでは滅多に踏み出すことのないあたし。この時も、そのお店に足を向けることはなく。もちろん、それっきりでした。
また同じような機会があったら…ですか?
んん〜 やっぱりリアルでは踏み出さない気が。でも、勿論、その場にならなきゃわかりませんw
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