あたし、種類として嫌いな食材は ほとんど無いんですけど。調理法とか 素材の状態とかで『美味しくないから、これはキライ』ってモノは、たくさんあります。
酸化した油だと、ムカムカ胸やけしちゃうし
見た目ばっか重視で、味や食感を計算出来てないお料理も萎える
んで。
何より苦手なのは、作り手がイヤイヤ作ったお料理
レシピや手順がいつも通りでも、なぜだか、食べたら伝わって来ちゃう。
もちろん、張り切って作ってくれた料理も、はじけるようなハピネスがこもってるから、すぐわかります。
面白いのは、それを食べた時の、自分自身の反応。
(…たくもう! また夫婦ケンカしたのかな)
(今日は、何か良いコトがあったみたいね)
とか感じながら、それはそれで許せるってゆうか…むしろ微笑ましく思える時もあり。
(もう…お金払って食べてるあたしに、こんなの出さないでよ〜)
って、ゲンナリする時もあって。
それは、たぶん、その時の自分と、料理人サンの気持ちの、化学反応みたいなモノ。
つくづく、
(人間って、理屈どおりにはいかない、不思議で面白いイキモノなんだなぁ)
って感じます。
ごはんって、身体に栄養をもたらすモノでもあるけど。
同時に、ココロに活力を与えたり萎えさせたり、ヒトのヌクモリを実感したり…スピリチュアルな作用も大きいのだと思います。
…とまあ、色々ゴタクを並べましたが。
今夜は、ひさびさに、気心知れたイタ飯屋さんのパスタで、とってもゴギゲンなみーな★
ほんとに美味しかった♪