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ゆぁ どーるきらきら
by みーな★
昔のあたしのこと
13/08/22 18:00
特別美しい母親と、いつも一緒にいなくちゃいけなくて。
周りからは引き比べられ

「美人の母親から生まれたはずなのに、どうして美人に生まれなかったの?」

って、落胆のため息をつかれて。

しかも、その美しい母親に『醜い』と疎まれ、謗られ、憎しみを向けられていたら、あたしは、生まれつきどころではなく、さらに醜い外見になっていました。

中には、

「キミも綺麗だよ」

って、言ってくれた人もいたけど。あたしは信じる事が出来なかった。
猛毒の針を全身にまとい、不用意に近付く者は容赦なく斬り棄てて。

振り返れば、愚かな時間を送ったのだと思います。

無意識だったけど、きっと、あたしは絶世の美女になりたかったんでしょうね。
本気出したらなれる!って思いたくて。本気になってないからなれないんだ…って正当化したかったんだと思う。

いちばんになれそうにない…って薄々分かってていじけた心が、むしろ醜くなることで、自分自身の意識を誤魔化そうとしてたのかも。

事態は簡単に変わりました。

ある日、あたしの顔を知らないまま、毎日、

「キミは可愛いよ」

と、言い続けてくれる人が現れたのです。とても古典的な手法でしたが、効果は抜群でした。

『自分は醜い』と戒める時間が減るにつれ、笑顔が戻りました。そして気付いたら、リアルでも、フツーに綺麗って言われるようになっていました。

そもそも、美醜とは、時代の集団催眠。
普遍性をもつ真実ではないのだから、案外、脆い。

強い想いというのは、さまざまなものに作用します。
醜いという自己催眠が消えて、本人に『綺麗で可愛い』という暗示が入ると、周りも引きずられて、その暗示にかかっていくのだと思います。

整形手術はしてません。メイクはするし、眉のカタチはちゃんとカットして整えるけど。

傷や痣や何かがあったとしても、中身ある人の顔は、やっぱり、人を惹き付けると思う。
自分が気にしするほど、周りも気にするし、気にしなくなると、不思議に、周りもあまり気にしなくなる。
初回は驚いても、そのうち慣れちゃう。

(あたしなんてどうせ…)って不完全燃焼でくすぶってるより、まずは、自分自身の美意識を根底から仔細に点検すること。

かけ離れた誰かになりすましたいと目論むより前に、第一段階は、アンテナを研ぎ澄まし、自分の素を最大限に輝かせるスタイルを具現化してみたらいい。

いったん抜けてしまえば、振り返った背中の風景は、案外、あっけない気がします。



 




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