そして、もう一人は…江頭2:50にチョイ似の単身赴任男性の(仮)江頭サン。

この人も礼儀正しくて、きちんとした挨拶をする人なのですが。

なにしろ、露出芸でも有名な江頭サンに似ている訳で。
その上、しばしば目撃されるヨレヨレのバンドＴ＋微妙な丈のビジネスパンツ姿は、お世辞にもカッコ良いとは言い難く。
笑うと、御本人は無意識のまま白眼になっちゃう癖も災いして、最初はマンション中がドン退きしてたらしいです。

ところが、とっても積極的な人で。自治体の役員のなり手が少ないと聞くと、率先して立候補。

多人数行事でも、段取りが良く。心遣いが細やかなので、温かな人柄が知れるにつれて、周囲の見る目もみるみる変わったそうで。
いつのまにか、頑固な住人の心も掴んで、自治会を和やかに牽引してくれてるらしいです。

知人は、しきりに

「人は見かけによらない」

と言っていましたが。

東北の大震災の直後、サラ金で資金を借りてまで、自ら被災地に物資を届けたという本家本元の江頭サンは、肚の据わったピカイチのオトコマエ。

「イメージでどうこう…って言うのなら、何でそっちで考えなかったの？」って、笑ったあたし。

芸能情報第一人者を自負する知人は、悔しがっていました。

まあ、貧困な思い込みって、厄介だし、危険。

知らないまま相手のを誰かと勝手に重ねて『この人は、こんな人！』って決めつけるより、善きにつけ悪しきにつけ、その人自身を知って判断しないと。

それが本当の『人をみる目』ではないかと、あたしは思います。