今日は、たま〜に会う、とっても社交的な友達(２０代前半♀)と、お外ごはんしてきたのですよ。

そのお店、料理は美味しいのに、なぜだか、月に何回か、愛想の無い７０歳前後のおばあちゃんが一人でホール係をしてる時がありまして。

言動はめちゃめちゃ失礼だし、動きは鈍いし、オーダーミスも連発なので。最悪なお店に変貌しちゃうんですよね。

んで、今日が、たまたま、おばあちゃんだけの日でした。

どうやら全体が滞ってたようで、向かいのカップルの♂が、キレた口調で苦情を言ったら、プイッとふくれたおばあちゃんは、その席の注文を無視し始めました。

それを見ていた友達は、バッグをゴソゴソ…小さな紙パッケージを取り出して、大声でおばあちゃんを手招きします。

「ねえ〜おねえさん！おねえさんの為にお土産持って来たから、早く見てよ♪」

そして、別人のようにダッシュで駆け寄って来たおばあちゃんに、

「おねえさんはいつもサービスが良いし、ベッピンさんだから、キレイな口紅が似合うと思って。テスターなんだけど、使ってみてよ」

と、ニコニコしながら、紙パッケージを握らせました。

その場で開けて、使い切りの真紅のルージュに、大はしゃぎのおばあちゃん。

ドリンクもお料理も、どんどん厨房に通しては、滞りなく出してくれます。

おかげで、快適に食事を済ませることが出来ました。

ちなみに、その友達、このお店に来るのは初めてだったのですが。
真紅のルージュのテスターは、こういう時の為に、いつも幾つか持ってるんだそうです。

とても良い勉強をさせてもらいました。

それにしても…

女の人って、幾つになってもオンナでありたい生き物なのですね。