外国にも、別れた恋人や配偶者の性的な画像をネット等にＵＰする人がいて、リベンジポルノと呼ばれているそうです。

国によっては罪が重く、禁固にもとわれる事があるというのに、後をたたないもようです。

日本でも多いですよね。別れた腹いせだけじゃなくて、最初からネットにＵＰする目的で、相手に近付く人までいます。

「付き合い始めたらチュープリは、みんな当たり前」

「本当に愛してるなら、ハメ撮りくらいは出来るはず」

って、自分だけの常識を強要する人も、ゴロゴロいて。

(みんながしてる当然の事なら…)

(断わったら、愛してないと思われて、捨てられるかも…)

って、自分の意思に反して画像を託してしまう被害者。

かくいうあたしにも、以前付き合ってた人には、顔無しとはいえ ずいぶんな画像を送ってしまった黒歴史があります。

サヨナラする時に、

「ぜんぶ消してね」

ってお願いして、

「わかった」

と、答えてもらったけれど。

目の前で消去するトコを見た訳では無いし、データ化していくらでも増産可能な訳で。

『必ず消滅してる』って保証は、どこにもありません。むしろ、彼が結婚でもしてない限り、今でも手元に残されてるかもね。

あたしの場合、その人を嫌悪して別れた訳ではないし、憎しみも無く。秘かな愉しみとして本人だけが見るのは、まだ許せるけど…。
他の人に廻されたりネットにＵＰされるのは、やっぱり論外。

まして、まともな神経の♀なら、別れるって決めた瞬間から、元彼や元旦那は、もう他人。
こっそりでもオカズになんてされたくないし、夢中だった頃だからこそ渡したモノは、全消去以外、考えられないって思います。

いわば『期間限定レンタル』みたいな感覚って感じ？

だけど、ネットをみてると、♂は、違うのかも。

過去の相手は『俺がＧＥＴした♀』として、存在自体がコレクション化されてるような気がします。

そもそも、そゆ人達の中での♀は、自分に征服されてひざまずかされたままの、戦利品なんでしょうね。

『自分のモノだった』

っていう印象だけが、そのまま肥大化していて。

『既に過去形』

という現実が何を意味するのかが…きちんと理解出来ていない印象です。

所有物だと思い込んでいるからこそ、心のどこかで

(俺のモノだったんだから、俺の自由だ)

って、なるのでしょう。
そうでなければ、その人の今の感情や人格を無視したあしらいは、とても出来ないはずだもの。

いったんネットの海に流れ出したら、完全削除なんて不可能になるのに、簡単に見せびらかし、撒き散らしてしまう。

名付けるなら、トロフィーポルノ。

いろんな愛のかたちがあるのは知っているし。今の輝きを愛でられたい女性達自身のキモチだって、同じオンナだから、すごくわかるけど。

しっかりした技量と器量で♀の全てを丸ごと包み込める♂が相手なら、ともかく。
中途半端な知識と経験で安易に真似るような似非Ｓに引っかかったら、ちゃんと護ってなんかもらえない。
身近な人達には見せられないような画像ほど、独り歩きを始めてしまうもの。

『安物トロフィーの♀』に甘んじたくないなら、相手を見抜く目を自分で磨いておかないと。