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看板偽装|みんなのブログ
看板偽装
14/01/26 23:59
いまだに巷を賑わしている『食品偽装』ですが。
まぁ、一般のお店については、
(店も客も、馬鹿だなぁ)
って、思う程度です。
謝罪して返金もして、客の許しをきちんとえたなら、事態はひとまず終結でしょう。
食中毒等と違って、命に関わらないぶん、
(うそつき!)
ってキモチが消えないなら、二度と行かなければいいし。
(いまだに阿漕過ぎ)
って確信があれば、また、通報すればいい。
味や価格で見抜けない客も、未熟なんだと思うのです。
ただ…日本においては、一流を自負してるお店であるなら、絶対にあってはいけなかった事。
なぜなら、日本の一流店の会計というのは『信用』も込みで。
『高級品を食べつけていない初心者レベルの客であっても、安心して利用が出来るように、店側が一定以上のレベルを保証してくれる』
…そういう前提の価格設定でないなら、一体、どこが一流なのかって話。客が高い料金を払うのは、その店を信用してればこそなんです。
だからこそ、お品書きに『芝エビ』とあるなら、他のエビは出しちゃいけないし、○○産って書いた以上は、他の産地のモノはありえないはずで。
『悪気で偽装した訳ではない』
って、開き直るとか…ありえない。
あたしみたいな人間に言わせてもらえば
、
(それを味見で見抜けなかった板前サンは、素人のあたしより さらに素人?)
って、なっちゃいます。
事実がそのままであったなら、仕事に誇りをかけてるはずの板前サン達は、何が起きてたかを知った瞬間、切腹したくなったかもですね。
実態は、担当者の知識不足があったり、台所事情があったり、他の大人の事情があったり…と、さまざまだったろうと推測しますが。
一流を自負するプロにとって『やっていい事vs悪い事』は、バレるかバレないかの問題ではなく。
自らの誇りと信用をかけて、自らが律して銘うつべきで。
それが出来ない店や職人サンは、この国では一流を名乗るべきではない。
だから、
あたしは、一部のお店については『食品偽装』ではなく『看板偽装』だととらえています。
一流という真の意味について、思いいたらぬスタッフばかりの『一流店』なら、おととい来れば?って、思っています。
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