東洋ゴムさんが、この夏、素敵な浴衣をお誂え。なんと、自社のタイヤの溝模様をもとに、３種の浴衣をオーダーなさったのです。

けっしてキャッチーなつくりではなく、型紙は、青木型紙店の青木裕之さん。染めは、江戸ゆかた染元高常の高橋榮一さんで。タイヤに関心を持たない人でも、目を奪われる出来の逸品でした。

先日の『大阪水の都の夕涼みナイトカーニバル』で、披露されたようですが、発売予定は無いとのこと。

あたしも、ネットの画像で見ました。若いでもそうでない人でも、着る人を引き立ててくれるニクい柄行き。裁断センスもあわせて完成度が高いので、着たいと思う通は多いと推測します。

でも、職人さんのワザありきの品は、大量生産には向いてないわけで。欲しいからって、二万や三万で出来るわけでもないんでしょうから、少なくとも、今年の一般発売は難しいんでしょうね。